
「どっちでも同じだよ」と強がりを言っている学生も、いざ、卒業式で、周りの仲間たちが「卒業証書」であるのに自分だけ「修了証書」を手にすると、肩身の狭い思いをするようです。後悔先に立たずとはよく言ったもので、卒業式当日に至って認定試験前に勉強しなかったことを悔やんでも、もはや手遅れです。
今日受験した学生たちの答案を見てみると、力を入れて勉強した学生と、いい加減にやってきた学生との差は歴然としています。長い人生において、KCPを出る時もらったのが「卒業証書」だったか「修了証書」だったかなど、取るに足らない問題かもしれません。しかし、目の前のことに全力を傾けて何事かをきちんと成し遂げていく、そういう心構えこそ、卒業生に持ってもらいたいものです。それを覚えることが、留学の大きな成果だと思います。
今日はお茶会もありました。クラスの学生のお点前で飲むお茶は格別なものがあります。3か月あるいはそれ以上の期間、師範の先生について身に付けてきた立ち居振る舞いを披露する場が、お茶会です。お茶会を滞りなく進めることが、お茶を習ってきた学生にとっての「卒業証書」です。そういう点、今日の学生の皆さんは立派だったと思います。更なる精進を重ねてください。
金原 宏
Posted by KCP



