夏休みが終わり、どの教室からも元気そうな学生の声が聞こえてきました。今年の夏は、梅雨明け直後から近年まれに見る暑さで、夏休み期間中も例外ではありませんでした。そんな中、学生たちは思い思いの夏休みを過ごしてきたようです。
私のクラスには、京都の大学のオープンキャンパスに行ってきた学生がいました。同じ大学を狙っている学生と連れ立って、格安の夜行バスを利用して行ってきたそうです。実際に足を運んで、自分の目で見てその大学を確かめることで、その学生たちの場合は、入学したいという気持ちがより強くなったとのことです。インターネットやパンフレットでは触れられない空気を吸うことができたのでしょう。
それ以外にも、オープンキャンパスに行ったという学生が何名かいて、私が日ごろから言い続けてきた「自分の眼で見ろ」ということが実践されたようです。やっぱり、4年間そこで暮らすわけですからね。しかも海の向こうじゃないんだから、京都ぐらいでも行って確かめてみるべきですよ。
私はと言うと、この夏休み、けっこうハードに送りました。ちょうど1週間前の月曜日は、愛媛(えひめ)県の今治(いまばり)から船で大三島(おおみしま)に渡り、そこからしまなみ海道を自転車で今治まで、約50キロ走りました。猛暑日の炎天下でしたから、汗が大量に流れ出し、500mlのペットボトルの一気飲みを何回もしました。でも、自転車で風を切って走るのは清々しいかぎりで、心地よい疲れを味わいました。1日中素手でハンドルを握っていたため、陰になっていた両手の指先と腕時計の下だけ白く、残りの部分がこんがりと焼けました。
ただ、廃墟となった家や学校などが目立っていたのには、心が痛みました。橋によって本州や四国と陸続きとなったことが、瀬戸内海に浮かぶ島々に幸せをもたらしたのでしょうか。大いに考えさせられました。
最上級クラスの今週の作文の課題は、夏の思い出を社会性という切り口で考えてみることです。どんな作文が出てくるのでしょうか。
Posted by KCP

