9月 28日

今学期も、あっと言う間に期末テストの日を迎えました。昨日の雨で、それまでの残暑が嘘のように収まり、今日の学生は半分以上が長袖でしたでしょうか。学期が始まったときはまだ梅雨の真っ直中で、梅雨が明けたら一気に酷暑、猛暑の実に夏らしい夏になり、そして今日です。
受験を控えた学生の中には、期末テストどころではないといった顔つきの学生もいました。でも、日々の積み重ねの総決算である期末テストすら満足に受けられないようでは、本番の試験の結果など、聞かずともわかります。まだ9月なのに、そんな余裕のない生活をしているようでは、これからが思いやられます。
そうは言えども、学期休み中に試験の大学も何校かあり、面接練習を申し込んできた学生が4名いました。来週早々に日程を組みました。どんな面接人盧の課、楽しみでもあり、心配でもあり…。受験生がそれぞれ着実に歩みを進めていくことを祈るばかりです。
期末テストの日は、退学して帰国する学生にとっては、別れの日でもあります。テスト後の職員室には、先生方との別れを惜しむ学生が何人か来ていました。「会いに来ますよ」と言いますが、本当に会いにきてくれるのは、ほんの一握りです。おそらく今生の別れになるであろうと思うと、私など年が年なものですから、握手する手にも力がこもります。
現実的な話をすると、テストが終わると同時に採点が始まります。不成績の学生をどう指導していくかを考えていきます。クラス編成をどうしようか、授業内容は…。次の学期は、もう、始まっているのです。

金原 宏

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2010/09/28 00:00 2010/09/28 00:00
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期末テスト

今学期も、あっと言う間に期末テストの日を迎えました。昨日の雨で、それまでの残暑が嘘のように収まり、今日の学生は半分以上が長袖でしたでしょうか。学期が始まったときはまだ梅雨の真っ直中で、梅雨が明けたら一気に酷暑、猛暑の実に夏らしい夏になり、そして今日です。
受験を控えた学生の中には、期末テストどころではないといった顔つきの学生もいました。でも、日々の積み重ねの総決算である期末テストすら満足に受けられないようでは、本番の試験の結果など、聞かずともわかります。まだ9月なのに、そんな余裕のない生活をしているようでは、これからが思いやられます。
そうは言えども、学期休み中に試験の大学も何校かあり、面接練習を申し込んできた学生が4名いました。来週早々に日程を組みました。どんな面接人盧の課、楽しみでもあり、心配でもあり…。受験生がそれぞれ着実に歩みを進めていくことを祈るばかりです。
期末テストの日は、退学して帰国する学生にとっては、別れの日でもあります。テスト後の職員室には、先生方との別れを惜しむ学生が何人か来ていました。「会いに来ますよ」と言いますが、本当に会いにきてくれるのは、ほんの一握りです。おそらく今生の別れになるであろうと思うと、私など年が年なものですから、握手する手にも力がこもります。
現実的な話をすると、テストが終わると同時に採点が始まります。不成績の学生をどう指導していくかを考えていきます。クラス編成をどうしようか、授業内容は…。次の学期は、もう、始まっているのです。

金原 宏

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2010/09/24 00:00 2010/09/24 00:00
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昼間にちょっと外に出る用事があったのですが、風が本当に涼しかったです。スーツの上着があってちょうどいいくらいでした。今日は曇りがちの一日だったこともあり、東京の最高気温は25.7度でした。つい先日までの鬼のような暑さに見舞われていた頃は、今年は秋が来るのだろうかと思ったほどでしたが、今日はその暑さがにわかに信じられないほどのさわやかさでした。
学生たちのほうは、志望理由書や面接練習の時期になってきました。こちらが手を加えた志望理由書を、納得がいくまで直し続ける学生、志望理由書を見ながら面接官がしてきそうな質問を予想し、それへの回答を研究する学生、いろいろな学生が私の周りにやってきます。
また、推薦書の時期でもあります。出願先が推薦書を要求してくる場合、当然のごとく、担任の教師を頼ってきます。一部の大学は、国の高校時代の先生に書いてもらうようにというところもあります。日本語学校の教師が書いてもいいということになると、学生は喜び勇んで推薦書の作成を申し込みます。しかし、推薦書を書くにしたってネタがいるわけであり、そのネタをどこぞから引っぱり出さねばなりません。私のクラスの学生には、授業の時に自己推薦所という形で、こんなところを推薦書に書いてほしいという学生自身の生の姿を書いてもらっています。いざとなったら、それを参考に何とかします。
どうやら、厳しい夏は過ぎ去って、秋の高い空が天気の主役になってきたようです。学生たちは、学問の秋に、大いに実力を伸ばせるでしょうか、食欲の秋に走ってしまうのでしょうか。

金原 宏

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2010/09/15 00:00 2010/09/15 00:00
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志望理由書

このところ、志望理由書を書くという学生の手伝いをしています。授業で志望理由書の書き方を説明したのですが、もう一つピンと来なかったようで、学生の書いてきた文章は、なかなか志望理由書になりません。では、学生たちには何が足りないのでしょうか。
まず、自分の思いを文章の形にする力が弱いと思います。学生たちの話をじっくり聞けば、いいことも言っているのですが、そこにたどり着くまでが大変です。文字通り、「じっくり」構えねばなりません。あれこれ質問して考えを引っ張り出して、それを志望理由書っぽいことばに換えて、という作業をしなければなりません。
それは同時に、その大学への思いや将来設計などが、確たる形になっていないとも言えます。漠然としたものに形を与える作業をしているようにも思えます。学生の頭に、大学で勉強するとはどういうことかという具体像を植えつけているような気もします。
総じていえば、日本に留学するに至るまでと、これから先、どのような人生を送ろうと思っているのか、その2つを中心とするストーリーが描けていないのです。1本の太くてしっかりとした柱が頭の中にあれば、志望理由書もそれなり以上に書けるはずです。しかし、その柱がないので、何を頼りにしていいのかわからない、といったところが学生たちの現状でしょう。
つまり、人生の基本計画がなく、文章力も貧弱だから、志望理由書が難行苦行になるのです。前者は海外の大学で学んでいく上で必須です。これがないと、勉強を続ける原動力がなくなってしまうでしょう。後者は、日本語力の総まとめのようなものなので、大学での勉強が続けられるかどうかがこれにかかっていると思います。
これからもまだまだドンドン、志望理由書が出てくることでしょう。学生たちの夢に形を与える仕事、と言えばかっこいいですが、自分の力で夢に形を与えてほしいところです。

金原 宏

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2010/09/13 00:00 2010/09/13 00:00
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日本人との会話のタスク

今日はレベル2で日本人との会話のタスクがありました。日本の秋についていろいろ聞くという課題です。学生3~4人に日本人1人という割合でしたから、話すチャンスはかなりあったと思います。
見ていると、普段あまり話さない学生が、けっこう身を乗り出して日本人に話しかけていました。いつもはすぐ国の言葉に頼りたがる学生が、必死に言葉を探しながら日本語で話していました。9月一杯で国へ帰る学生が、日本人の話をひと言たりとも聞き漏らすまいと、誰よりもたくさんメモを取っていました。
会話の時間が終わり、学生たちに感想を書いてもらいました。多くの学生が、時間が短かったと書いていました。初級の学生の拙い日本語力では、自分から離すにしても、日本人ゲストの話を聞き取るにしても、時間がかかることおびただしいですから、はたで見ているほど話がとんとん進んでいるわけでもないようです。そういうもどかしさをバネに、さらに勉強に励んでもらいたいところです。
今日の授業は、たまたま文法項目が「~できるようになりました」でしたから、学生に7月の自分と今日の自分とで、何がどう違っているかを聞いてみました。「長い日本語が読めるようになりました」「上手に話せるようになりました」などという答えが返ってきました。学生たちも進歩は自覚しているようですが、今日の日本人との会話を通して、さらに謙虚に精進していけば、ぐっと実力もつくことでしょう。
気がついたら、期末テストまであと2週間。そのうち2日は祝日ですから、授業日はいくらもありません。もうひと頑張りです。

金原 宏

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2010/09/10 00:00 2010/09/10 00:00
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健康に気をつけて。。。

東京は久しぶりの雨でした。台風による雨で、都内でも時間帯によってはかなり強く降ったようです。気温もあまり上がらず、というか、日中は気温が下がり続け、何週間かぶりに25度を割りました。台風は弱まって、もはや大きな被害を与えるだけの勢力はありません。東京には適度なお湿りだったと言ってよいでしょう。
台風が通過すると、台風一過の抜けるような青空を期待したいところですが、どうやら明日はそうはならないようです。秋を呼び込む台風ではなく、明日以降も夏の名残がしばらく続くようです。今晩は熱帯夜から解放されそうですが、明日からまた寝苦しい夜が続くことでしょう。
午後の私のクラスのAさんは、その雨が一番ひどい時間帯に、家から12時間くらいかけて歩いて学校へ来ました。さしていたのが小さな折り畳み傘だったので、背中にしょっていたかばんはびしょぬれで、中の教科書も水浸しに近いありさまでした。本人も、みんなが暑いと言っているのに、「寒いですからエアコンの温度を上げてください」と言い出す始末で、風邪を引いたのではないかと少々不安です。
Aさんは極端な例だとしても、暑さで弱っていたところに急に涼しくなると、体調を崩す学生が出てきかねません。受験シーズンが近い上級は、ここで体調を崩すと、本番まで後を引きかねません。病気にならないことが学生の最大の仕事だ――と、入学式の挨拶の時などに言っているのですが、本当にそうだと思います。
学生だけでなく、体調が怪しい教師もけっこういるようで…。みなさん、健康に気をつけてくださいね。

金原 宏

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2010/09/08 00:00 2010/09/08 00:00
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面接練習

今シーズン初の面接練習をしました。W大学受験のOさんと、A大学受験のHさんです。
Oさんは一生懸命準備した後がうかがわれ、「どうしてW大学を志望したんですか」など、練習したと思われる質問の答えは完璧に近かったです。そういう完璧な答を聞くといじめてやりたくなるのが私の悪いくせで、絶対に準備していないだろうと思われる質問を立て続けにしました。案の定、しどろもどろになってしまいました。でも、面接官が受験生に興味を持ったときには、通り一遍の質問ではない、何か引っかかりのある質問がなされるものです。その面接官の興味をさらに膨らませるような自己アピールができたら、ごうかくが一段と近づきます。
それに対してHさんはあまり準備をした形跡がなく、志望理由すら減点対象になってしまいそうな答えでした。ぶっきらぼうな答えが多く、面接官にしてみれば、「こいつ、おれと話したくないのかな」という感じを抱きたくなるような答えっぷりでした。別の言葉で言えば、コミュニケーションを拒否しているとも取られかねない態度でした。フィードバックの時に、「どう考えても不合格だ」と言ってやったら、さすがにしょんぼりしていました。まだ2週間ほど時間があるので、軌道修正をして、上手な受け答えができるようになってもらいたいです。
OさんもHさんも、大学入試の面接は初めての経験なので、いろいろと不安もあるし、そもそも何をどうしたらいいのかさっぱりわからないというのが本音でしょう。まわりもまだ完全に受験モードというわけではなく、自分自身がなんとなく浮いているような気もしているかもしれません。でも、この2人が合格したら、今シーズンは幸先のいいスタートが切れます。そういう意味でも、何とか受かってもらいたいものです。

金原 宏

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2010/09/07 00:00 2010/09/07 00:00
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9月 6日

バス旅行の余韻が感じられる学校ですが、受験生は受験シーズンがすぐそこまで迫っています。気持ちを切り替えて前に進んでもらわねばなりません。私が担当した最上級クラスには、主な大学の出願締切日を張り出しました。
教師が張り切っても、学生の方はそんなに緊迫感を感じていないようで、寝坊で遅刻とか、今日の漢字テストは全然勉強してこなかったとか、たるんでいるとしか言いようのない学生が何名かいました。でも、中間テスト後の面接では、みんな予定の時間をオーバーして、進学についての相談をしてきます。成績のいい学生は、私大だけと思っていたけれども11月の留学試験次第では国立も出してみようか、という相談がほとんど。国立大学ならあと4~5か月あるので、励まして受ける方向に持っていっています。学生の不安を払拭して、いい形で受験に持っていくのが、これからの私たちの仕事です。
学校を留守にしていた間に、7月の日本語能力試験の結果が届いていました。明日、その通知を配ることになりますが、悲喜こもごものドラマが繰り広げられるのでしょう。


 

金原 宏

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2010/09/06 00:00 2010/09/06 00:00
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バス旅行

それにしても、よく晴れたものです。学校のバス旅行で富士山へ行くのは4回目ぐらいですが、今まではろくな天気でなく、富士山で雲を見てきたというのばかりでした。しかし、今日はどうでしょう、抜けるような青空、中央高速の調布のあたりから富士山が拝めて、大月のジャンクションあたりではそれが間近に迫り、富士スバルラインに入ってからは眼下に河口湖や富士吉田の町が見下ろせ、五合目からは北アルプスの山々が望めました。実に気持ちよく晴れてくれたものです。私のバスのガイドさんは、のっているのが初級の学生ばかりだと言ったら、びびってしまったのか、あまり車窓の案内をしてくれませんでした。でも、こんなに景色がよく見えれば、私でも案内でき、また、案内のし甲斐があるというものです。私の案内で学生がどよめくと、ちょっぴり快感を覚えました。
今までは、五合目は薄ら寒かったのですが、今日はうっすら汗ばむほどでした。学生たちは日焼けを気にしながらお弁当を広げ、雄大な景色をおかずに、富士急ハイランドに向けて腹ごしらえをしていました。景色も楽しまねばならない、お土産屋ものぞかねばならないと、学生たちは大忙しでした。
富士急ハイランドも、青空の下で乗るジェットコースターやその他いろいろなアトラクションは、また格別のものがあったと思います。そのせいなのか、どのバスも予定の時刻に学生が全員集まらず、帰りの出発が遅れてしまったのが、少々残念なところでした。多くの学生が絶叫マシンをはじめ、富士急が売り物にしているアトラクションに乗れたようで、「時間が短かった」という声もありましたが、それなりに満足していたようでした。
バス旅行が終わると、今学期ももうすぐ終わりです。早いですねえ…。

金原 宏

Posted by KCP

2010/09/03 00:00 2010/09/03 00:00
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バス旅行とマナー

今日は、どのクラスでも、あさってのバス旅行の説明がありました。私が入った初級のクラスでも、旅行のしおりを配って日程や注意事項の説明をしました。
KCPのバス旅行は、単にどこかへ行って勉強の息抜きをするのではなく、集団行動のマナーを学ぶ場にもしています。集合時間に遅れないことはもとより、一人ではなく学校全体で動いているのだということを肝に銘じて自分の行動を律することも目標としています。だから、今日の説明も、そういうことに力点を置いてしています。
マナーやらルールやらというと、とかく「縛られる」という印象を持たれがちですが、そういう制約の中で精一杯楽しむというのが、大人の遊び方だと思っています。そして、そういうONとOFFの使い分けができることが、勉強や仕事を効率的に進める上でも有効なのです。
クラスで説明していたら、学生がバス旅行のポスターを出してきました。私によく似たオジサンがバスの運転をしていました。この盛り上がって気分をプラスの方向に持っていって、思い出に残るバス旅行を作っていきたいものです。

金原 宏

Posted by KCP

2010/09/01 00:00 2010/09/01 00:00
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