栄養ドリンク

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レベル1から3にジャンプしようとしている学生が、毎日のように私のところへ来て、自分で解いたレベル2の範囲の問題の答え合わせをしていきます。その学生は、確かにレベル1のクラスでは優秀ですが、レベル2の問題をやらせると、力不足があらわになります。優秀な学生でも、ひとりで勉強するのはかなり難しいことなのだなと思わされます。同時に、教師の説明の重要さも痛感させられます。
その学生が、今日、やったところのチェックが終わると、「ありがとうございました」と言いながら、かばんから栄養ドリンクを取り出しました。「ほんの気持ちです」と、授業で教わった表現を使い、私にくれました。私は毎日よほど疲れているように見えるのでしょうか。まだ月曜日なのですが、さえない顔をしているのでしょうか。でも、ありがたく机の引き出しにキープしました。週末近くなって、本当にどうしようもなく疲れてきたら、飲もうと思っています。
この学生のように栄養ドリンクを持ってくる学生は珍しいですが、例えば入学願書の作成を手伝ったり、特別に時間をかけて何かをしてあげると、学生はよく缶コーヒーを持ってきます。校内の自動販売機で売っているため手軽に買えるからでしょうが、学生の感謝の気持ちが感じられて、心が温まります。「学生からは、学校としてすでに授業料をもらっているのだから、それ以上のものを受け取るのはよくない」と考える人もいるかもしれませんが、私は学生の素直な気持ちを受け取ることも教師の勤めだと思って、もらっています。もちろん、それによって成績に手心を加えるようなことは、断じてしていません。
今、夜の9時16分です。今日もらった栄養ドリンクが活躍しそうな1週間が始まりました。

金原 宏

Posted by KCP

2009/06/15 10:14 2009/06/15 10:14
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