
その学生が、今日、やったところのチェックが終わると、「ありがとうございました」と言いながら、かばんから栄養ドリンクを取り出しました。「ほんの気持ちです」と、授業で教わった表現を使い、私にくれました。私は毎日よほど疲れているように見えるのでしょうか。まだ月曜日なのですが、さえない顔をしているのでしょうか。でも、ありがたく机の引き出しにキープしました。週末近くなって、本当にどうしようもなく疲れてきたら、飲もうと思っています。
この学生のように栄養ドリンクを持ってくる学生は珍しいですが、例えば入学願書の作成を手伝ったり、特別に時間をかけて何かをしてあげると、学生はよく缶コーヒーを持ってきます。校内の自動販売機で売っているため手軽に買えるからでしょうが、学生の感謝の気持ちが感じられて、心が温まります。「学生からは、学校としてすでに授業料をもらっているのだから、それ以上のものを受け取るのはよくない」と考える人もいるかもしれませんが、私は学生の素直な気持ちを受け取ることも教師の勤めだと思って、もらっています。もちろん、それによって成績に手心を加えるようなことは、断じてしていません。
今、夜の9時16分です。今日もらった栄養ドリンクが活躍しそうな1週間が始まりました。
金原 宏
Posted by KCP

