進学

昨日・今日と、専門学校への進学説明会を行いました。進学はまだだいぶ先だという意識が強いようですが、専門学校の願書受け付けは10月から始まります.先手必勝で、早く動いた学生が、自分の思い通りの進学ができる、というのが例年のパターンです。
しかし、闇雲に早く動けばいいというものでもありません。出願に至るまでに、自分の進路を真剣に考えるというプロセスが必須です。専門学校は、勉強の期間も2年(一部に例外もありますが)と短く、卒業したらその専門知識を生かして就職ということになり、入学してほっとする間もなく就職の準備が始まります。ですから、専門学校への進学は、大学進学以上に自分の人生設計を真剣に考えなければなりません。
昨日と今日の進学説明会に参加した学生は、おそらく意識の高い学生でしょう。日本へ来る前に日本での進学先を決めてきた学生もいるかと思います。今から動き始めれば、出願の時期までには自分の人生を豊かにしていける学校を見つけられるに違いありません。イソップ物語のアリとキリギリスの話と同じで、この時期からこつこつとやっていけば思い通りの進学ができて、自分の夢に近づいていけます。一方、キリギリスの学生は、この時期は何もせずに親元を離れた自由を満喫し、秋も深まって自分の周りで進学先が決まり始めてから、ようやく泥縄式に進路を決めようとします。毎日方針が変わり、焦りも募ってきて、5年後、10年後の設計図が描けぬまま、「入れるところに…」という安直な結論に至ることが多いです。
留学するということは、自分の人生に正面から向かい合うということでもあるのです。たとえ日本で進学しなくても、これから先の人生に大きな影響を及ぼす経験なのです。逃避やモラトリアムも時には必要かもしれませんが、そのためだけの留学では、得るところの薄い、単なる青春の無駄遣いに陥ってしまうかもしれません。
自分の子供に胸を張って語れる留学体験を積んでもらいたいものです。

金原 宏

Posted by KCP

2009/05/22 10:37 2009/05/22 10:37
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